トクラス

トクラス株式会社（旧社名：ヤマハリビングテック株式会社）は、主としてシステムキッチンやシステムバスなどの住宅機器を製造するメーカーです。トクラス社の、４０有余年に及ぶ、楽器製造からスタートしたリビング事業は、キッチン、バスルーム、洗面化粧台等の水まわり商品に脈々と受け継がれています。変化する時代のニーズに対応し、独自の技術で、新しい分野を切り拓いていくことに、こだわり続けています。トクラス社の前身は、1887年に開業し、オルガン製造をスタートさせました。1897年（明治30年）には、日本楽器製造株式会社が立ち上がりました。1976年に、国産初の人造大理石カウンターのシステムキッチンを発売。1978年に、キッチン業界では初となるグッドデザイン賞に輝きました。1987年には、ヤマハ（株）に社名を改称しました。1991年には、ヤマハリビングテック株式会社が立ち上がりました。2000年に、業界初エルゴデザインバスルームを発売。2010年（平成22年）には、ヤマハ発動機株式会社から浄水器事業が譲渡されました。2013年には、トクラス（株）に社名を改称しました。トクラス社のキッチン事業では、自社開発の人造大理石製ワークトップを標準搭載したトクラスキッチンを供給しています。マーブルシンク&人造大理石カウンターを標準装備したシンプルで選びやすい「Bb」、お手入れのし易さと使い勝手の良さを両立したハイバックカウンターやお客様のセンスに対応する114色の鏡面塗装扉など、自分らしさを取り入れるための多くの種類のプランが充実した「Berry」、オープンキッチンの可能性を極限までこだわった「DOLCEX」のキッチンラインナップの取り扱いがあります。トクラス社のバスルーム事業では、自社開発の人造大理石バスタブを使った、人間工学を応用したエルゴバスタブ、浸かり心地を追求したブロッコバスタブをラインナップ。デザイン面だけでなくお湯を節約する機能の実現、バスタブ、床やウォールのお手入れの手間が省ける工夫など、充実した機能を持っています。洗面化粧台事業では、独自に進化した自社で実用化した人造大理石を採用し、美しさと使い勝手の良さを追求したトクラスドレッサーを展開しています。トクラス社の浄水器事業では、業界トップクラスの指定13物質を除去する浄水カートリッジで、大事なミネラル成分は残したままお客様の台所に美味しい水を提供する商品を提供しています。また、浄水をさらに電気分解して、アルカリ性の水を精製する料理用整水器の開発にも取り組んでいます。